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コーチングの力
こんにちは!ライフコーチの刈谷(@Yosuke_Kariya)です。
先日海外に住む友人から「人生相談」を受けて60分ほどお話ししたのですが、改めてコーチングの効果を実感しました。この日はキャリアについての相談でした。60分の内、友人が45分ほど話していたのですが、どんどん思考が整理されて心の中に隠れていた「オモリ」が顔を見せ始めました。
100%の集中力し、共感的な態度で傾聴すると、それを感じ取ってくれるのか、自然と自分の心の奥底にある潜在意識を掘り当て、問題の確信に辿り着きました。そして最後に友人が、「このオモリを、もう手放しても良いのかな、、、」という言葉で相談は終了しました。
私はそのプロセスの間、ほとんど話していません。
「相談」という事前設定だったので少しでも彼の役に立てればと思い「傾聴」「質問」「フィードバック」「ペーシング」などコーチングのエッセンスを散りばめつつ、できる限り、彼が多くの時間話すことができるよう意識しました。結果的に45分間彼が話したのですがここがポイントです。
コーチングではクライアントが7割〜8割話すことが良いコーチングと言われています。コーチが話し過ぎるとメンタリングやティーチングになってしまうリスクがありコーチングの世界では「誘導」になってしまいます。コーチングでは、コーチは答えを持っていないということが前提なのです。
※コーチは一切のティーチングやメンタリングをしてはいけないという訳でありません。詳しくは以下のブログをご覧ください。
コーチングとティーチングの違いを3つのポイントから解説【現役プロコーチの視点】|ライフコーチング |コーチング・エル
この記事は約7分56秒で読むことができます。 目次 / Contents コーチングとティーチングの違い コーチングとティーチングの定義ティーチングの定義コーチングの定義コーチングとティーチングにおけ …
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コーチが答えを示さなくても、クライアントは既に答えをもっていることが多々あります。必要なのは、コーチが偉そうに語ることよりも、セッションの中からクライアントが気付き、学び、クライアントの内側にある答えを引き出し、それが行動につながるように促すことです。短い時間ではありましたが、行動に繋がる気づきがあったようでとても嬉しかったです。
一つ気をつけて欲しいのが、このような学びがあっても、継続的に自分自身と向き合う時間を持ち続けないと、直ぐに元の状態に逆戻りしてしまいます。それほどに、自分自身を客観的に見続けることは難しいのです。
ですので、プロのコーチとして活動している私自身も、コーチングを定期的に受けています。単発のコーチングを受ける方は、コーチングは定期的に受けないと効果は限定的であることもあわせて認識しておくことが重要です。
個人的にはコーチングを学んでから、こういった人生相談の質も上がってきた実感があるので、引き続きコーチング体験枠なども使いながら、自分にできる貢献を継続していきます。
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