コーチング

コーチングは洗脳なのか? – コーチングが洗脳ではない3つの理由 – |ライフコーチング |コーチング・エル

2022年9月23日

この記事は約4分52秒で読むことができます。

コーチングは洗脳

コーチングが洗脳ではない3つの理由

コーチングは洗脳なのか? - コーチングが洗脳ではない3つの理由 - |ライフコーチング |コーチング・エル
迷うクライアント候補

あの~、ネットで検索するとコーチングが洗脳っていう怖いワードが出てくるんですが、、、

なるほど(笑)。そうなんだね。じゃあ今日はその点について、僕の見解を述べてみるね。

コーチングは洗脳なのか? - コーチングが洗脳ではない3つの理由 - |ライフコーチング |コーチング・エル
コーチ刈谷

コーチングは胡散臭いとか、洗脳とか言われることがありますが、まず何を持って洗脳なのか?ということですね。

まず、”洗脳”の定義を一度明確にしましょう。

 

特異な環境下で一貫した徹底的な教育を行い,従来もっていた思想,信念などを洗い流して新しい思想,信念を植えつけること。〈思想改造〉を意味する中国語に由来。程度の差,手法の巧拙はあれ,あらゆる教育が洗脳である。

引用: 百科事典マイペディア

この定義を読み込めば読み込むほど、私は洗脳ではないと感じます。以下の通り、理由を述べてみます。

そもそもコーチングでは誘導してはならない

コーチングは洗脳
コーチングにおいて誘導的な関わりはNGです

国際コーチング連盟も私が学んだコーチングスクールでも、コーチングは誘導してはならないと明確に示しています。コーチングはクライアントの中に答えがあり、コーチはクライアントが自ら決めたゴールに向けてサポートをするのが役割です。私もコーチングを学び始めた頃は、よく誘導的であると指摘をされました。長らく語学コーチング業界で勉強のやり方や点数獲得までの最短ルートを示すことが仕事だった自分は戸惑ったほどです。自分の考えや価値観に沿ってクライアントを誘導することはご法度であり、それはコーチングとは呼べないのです。誘導できなければ、洗脳はできません。

ティーチング、メンタリングをしてはならない

コーチングは洗脳
コーチングでは、基本、教えてはいけない

これも非常に興味深いのですがコーチングでは指導的立場で教えるということをしてはいけないのです。コーチングセッションの間は7割〜8割はクライアントが話すコーチングが良いコーチングと言われています。コーチが教えたり指導したりしていては、クライアントが話すことができません。クライアントは自ら話しながら思考を整理し、そのプロセスでコーチは傾聴、質問、フィードバックなどのスキルを使い、クライアントに気づきや発見を促します。その学びからクライアント自らが行動計画を立て、アクションへと移すのです。そもそも教えないので洗脳はできません。

コーチングにおいて、答えはクライアントの中にある

コーチングは洗脳
答えは、クライアントの中にあります

コーチングでは、答えはクライアントの中にあることが前提です。コーチは伴走する役割で、答えはコーチが導くものではありません。例えば、セッションではクライアントが話したいテーマを挙げます。そのテーマに向けて、クライアントが何を達成したいのかを確認し、そこに向けて会話を組み立てていきます。行き先を決めるのも、時間の使い方を決めるのも全てクライアントです。コーチは”要望”という技術を使いクライアントへ要望を出すこともありますが、ここでも明確に”コーチは自分の要望に固執してはならない”というルールがあります。提案の目的はあくまでクライアントに気づきを与えることであり、強制することではありません。コーチが目的地を決めないという前提がある以上、洗脳しようにもできません。

まとめ

さて、ここまでコーチングが洗脳ではない3つの理由を述べてきました。冒頭に”私の考える”と述べたのは、コーチングは定義や応用範囲がとても広いのです。例えばコーチングを専門的に学んでいなくても、スポーツの知識があって指導的立場にある人は”コーチ”と呼ばれることもあります。その方が確固たる信念と価値観を持っていて、それを強要するタイプの方だと、洗脳的要素が強いコーチと思われるようになり”あのコーチは洗脳する!”という”コーチ”と”洗脳する”という主語と述語だけが一人歩きして、「コーチングは洗脳だ!」と思われるかもしれません。

また、私の考えは世界的に最も権威のある国際コーチング連盟(ICF)の基準に則っていますが、この基準だけがコーチングの全てではありませんし、独自の理論を用いてコーチングをしている方もいるでしょう。実際にコーチング中にティーチングをするコーチもいます。これは良い悪いではなく、コーチ自身の哲学が反映される部分です。実際にクライアントによっては、コーチにティーチングを求める方もいますし、それによって、クライアントが示唆を得られるのであれば実施することも必要だと思います。ただ、誘導的でディレクティブ(指示的)な方がコーチと名乗っている場合、見方によっては洗脳的と捉えられる可能性は高くなるでしょう。誘導的、指示的、洗脳的にはならないよう、コーチは気をつけたいところです。

コーチングと一口に言っても、さまざまなタイプがあることを覚えておいてください。独学でコーチングをする人もいれば、コーチングスクールで専門的に学んだコーチもいます。スポーツ指導をするコーチもいます。教えないと成り立たない仕事に従事している方がコーチと名乗っている場合もあります。そして、国際コーチング連盟のコーチングの規定ではティーチングがNGになっているので、ますます混乱します(笑)。よって、結論としては「洗脳ではない。しかし、人によっては洗脳的なコーチも存在する」ということになります。

ありがとうございます
本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました^-^

個別無料説明会(オンライン)について

ライフコーチ

コーチング契約にご興味のある方はオンライン無料説明会へお申し込みください。

コーチングは洗脳なのか? - コーチングが洗脳ではない3つの理由 - |ライフコーチング |コーチング・エル
コーチ刈谷

説明会は代表の刈谷(@Yosuke_Kariya)が担当します!お待ちしています!

セッション内容詳細について

コーチングセッションの内容をより詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ライフコーチングセッション
ライフコーチングセッションの内容について | コーチング・エル|東京・コーチ歴12年・実績2600時間

この記事は約5分37秒で読むことができます。 当ページでは、ライフコーチングセッションの内容について詳しくお伝えいたします。コーチングセッションの内容はコーチの数だけ特徴があります。セッション内容の詳 …

続きを見る

コーチングラジオ配信中

公式Podcastを配信中です!

コーチングYouTube配信中!




COACHING-L
メルマガ登録フォーム
登録者様限定
"刈谷コーチからの手紙"
配信中!



-コーチング

© 2024 COACHING-L