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ライフコーチになりたい方【必見!】必読の本3冊をプロコーチが紹介します!

2023年7月28日

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ライフコーチになりたい
ライフコーチになりたい方【必見!】必読の本3冊をプロコーチが紹介します!
悩むクライアント候補

あの〜、ライフコーチに興味があるのですが何から始めて良いか分からないんです。お勧め書籍はありますか?

もちろんありますよ!僕がライフコーチになるにあたって教えてもらえたら嬉しかったと思う本を紹介するので是非読んでみてくださいね!

ライフコーチになりたい方【必見!】必読の本3冊をプロコーチが紹介します!
コーチ刈谷

ライフコーチになりたい方【必見!】必読の本3冊をプロコーチが紹介します!

ライフコーチを目指したいのだけど、何から始めて良いのか分からないという方は多いのではないでしょうか?以前のブログでライフコーチになる為のスクールをご紹介しましたが、今回のブログでその一歩手前、まずは書籍から学びたいという方々に向けて私の考えるお勧め書籍を3冊紹介します。

カウンセリングの原点

コーチングに大きな影響を与えた臨床心理学者であるカールロジャーズの魂の琴線に触れられる書籍は山ほどありますが、まずは、ロジャーズ研究の第一人者である諸富祥彦先生の書籍をピックアップさせて頂きました。非常に分かりやすく、歯に衣着せぬストレートな文体は痛快で、且つ非常に理解がしやすいです。また、ロジャーズの数多くの文献や論文から主要な一説をピックアップし解説されているので、ロジャーズの入門編として、また、ロジャーズの全体像を掴むうえでとてもお勧めです。

私はコーチングを始める際に一番最初に購入した書籍が2番目にご紹介するコーチングバイブルでした。そして、コーチングの歴史を紐解いていくうちに、人間性心理学の大家であるカールロジャーズに出会いました。そして、コーチングバイブルを出版しているコーチング業界を代表するスクールの一つであるCTIはカールロジャーズの思想に影響を受けていることを知ったのです。

例えば、コーチングでも”傾聴”は最も基本的で、最も重要なスキルと呼ぶことができますが、コーチングにおける傾聴はカウンセリングの影響を大きく受けており、カウンセリングや心理療法のみならず、あらゆる対人援助職における”傾聴”という技術、いや一つのあり方、哲学とも呼べるこの傾聴の起源となっているのはカールロジャーズと言っても過言ではありません。

個人的には、人生と個人に関わるコーチングという文脈においてはCTIの哲学や技術が非常に相性が良いと感じていますが、その原点とも呼べるロジャーズの哲学に触れた後にコーチングバイブルに進んでもらえると、歴史的流れやコーチングの根底に流れる思想を感じられることができ、コーチングを表面的ではなく、一段深いレベルで理解できるのではないかと感じています。

コーチングバイブル

コーチングを学び始めた際に一番最初に手に取った思い出の書籍です。CTIの哲学に共感するところがとても多く、実際にCTIでコーチングを学びたいと思っていました(当時はオンラインでのコースがなかったことと、中国全省の旅をしながら自由に学ぶことが難しかったで受講はしませんでしたが)。私自身カールロジャーズや人間性心理学の思想に大きな影響を受けているので、その影響を受けたCTIの哲学やコーチングに共感するのはある意味当然かもしれません。

ライフコーチを目指す上で何故この書籍が有効かと言えば、ビジネスや目標達成のみにフォーカスしていない点です。コーチングと言えば”目標達成”や”ビジネス”という言葉が強調される印象があります。日本のコーチングの歴史がCOACH-Aに代表されるビジネスコーチングにおいてその市民権を得て来たという流れを鑑みると当然と言えるかもしれません。ですが、当書籍は人生全体に焦点を当てることや、今この瞬間の充実、バランスの取れた人生など、その人自身に焦点を当てています。

例えば、目標達成は一時的なプロセスであり、真の充実とは人生の目的を見出し、その目的を日々実感しながら生きる時に感じるものであるという一説に大きな影響を受けたことを昨日のことのように思い出します。また、心の中にある違和感、感じているけれどまた言葉にできていない感覚などを言語化するうえでも当書籍は大きなサポートになるでしょう。書籍購入者向けにオンラインでツールキットも収載しており、これからコーチを目指す方、CTIのコーチングを仕事に応用したい方にもとてもお勧めです。

原文で読みたい方は英語版もどうぞ

自分を強く育てる習慣

私にマンツーマンでコーチングを指導して下さった国際コーチング連盟のマスター認定コーチ(MCC)である林さんの本です。日本のライフコーチの草分けと呼ばれている林さんの考える「ライフコーチングとは何か」を知ることは、自分を知るうえでも、あり方を磨くうえでも、コーチング技術を磨くうえでも非常に大きな学びと気づきがあるはずです。

専門用語を多用していないので、コーチを目指している以外の方でも理解しやすいように書かれています。例えば、自己基盤という概念における重要項目(ニーズ、信念、セルフイメージなど)を取り出して読者が自分と向き合いやすいようにしている点や、違和感との向き合い方、自分自身に近づくための方法など多くのエッセンが散りばめられています。この書籍だけでもかなり深いところまで自己探索が可能です。

タイトルが「自分を強く育てる習慣」なのでスキルを学ぶというよりは「本当の自分に近づくための方法」や「自己理解のエッセンス」を得たいという方に特におすすめの書籍ですですが、プロコーチであっても、多くの質問やエクササイズを通して、自身のコーチングに応用できる視点を得られるはずです。

また、林さんの赤裸々な実体験も掲載されている点が非常に好感が持てます。林さんの多くの実体験があるからこそ「やってみよう!」と納得度高く行動に移すことが可能になります。個人的には「はじめに」に書かれている「自立とは、自分で自分を評価すること」という一節にとても共感しています。ライフコーチングとはスキルではなく生き方であるという林さんの哲学が滲み出ていてとても好きです。

フォントも大きめでページ数も170ページ弱と今回紹介した書籍の中では非常に読みやすい内容になっています。まずはライフコーチングを本から学んでみたい、感じてみたいという方には当書籍から読み始めてみるのも非常にお勧めです。

まとめ

ライフコーチになりたい

本日は私が考えるライフコーチになりたいと感じている方向けにお勧めの3冊を紹介さていただきました。コーチングのルーツとも言えるカールロジャーズ、世界的に評価が高いコーチングスクールCTI、日本のライフコーチングの草分けの林さんという3つの視点から紹介をしましたがどれも素晴らしい書籍です。お勧めは上から順に読まれることですが、もちろん皆さんの”直感”で読みたい順番で読んでもらっても問題はありません。

ライフコーチングという、人生全体に焦点を当てるコーチングという文脈において常に感じることは「自分が自分であり続けること」の大切さです。インターネットが発展した現代の情報化社会において精神的に苦しんでいる方々、会社という組織で自分らしく生きられていない方、親との関係性で苦しんでいる方など、これらの方々に共通している点は自分という人間を言葉にできていないことです。それが原因となり社会の常識、親の価値観、他人の感情に巻き込まれてしまい、自分らしく生きられないのです。

幸せな、充実した人生を送る為には、他人の人生を生きるのではなく、自分が自分であり続けることだと私は考えています。だからこそ、自分の未来に希望を持てるのではないでしょうか。これらの3冊の書籍は、そんな皆さんのお悩みに必ずや一筋の光を与えてくれるはずです。皆さんの人生が、より充実したものになりますように!本日も、最後まで読んで頂きありがとうございました!

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